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暫くして、車はいつもの様に、憂の自宅前に到着した
「………もう…お迎えもいらないから」
強い言葉で憂がきっぱりと言った
「━━…お前…
変わったな……」
鮎川が苦笑いをしながら、タバコを口にくわえた
「え?」
「いや、いい意味でな。」
カチッとライターから光がともった
━━━………透…
その炎の光に一瞬吸い込まれそうな錯覚に陥った
「いや………まさかお前が亜矢と知り合いだったなんて……
驚きすぎて流石の俺も怯んだよ…」
ふかした煙を吐き出しながら、窓を開ける
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