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そのまま部屋に入ることも出来ず、憂はそのまま何も持たずに事務所を出た
………
胸が痛くて、色んな物に挟まったまま、六本木の光輝くネオンの中をトボトボと歩いた
「憂ちゃん!」
その時、後ろから名前を呼ばれた
振り返ると、そこには急いで走ってきたのか、息をきらしながら翔太が立っていた
「翔太さん……」
困りはてた顔で憂が苦笑いをした
「憂ちゃん、ちょっと待って」
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