14/17
前へ
/27ページ
次へ
「私………」 「聞いてた?ユマの愚痴」 「…………」 「あのさ、行かない…なんて言わないでね?」 憂の考えを見透かしているかのように翔太が言った …………!! 「元々、憂ちゃんとユマは土俵が違うんだから。」 可南子と同じ事を言う翔太に、憂は言葉が出なかった 「って言っても…僕もあんまり偉そうな事は言えないんだけどね」 頭をポリポリしながら、申し訳なさそうに翔太が言った 「……ううん…」 憂は頭を左右に振ると 「………あたしたち…ユマさんには頭があがんないね……」 「……うん」
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

496人が本棚に入れています
本棚に追加