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そのまま翔太と一緒に事務所に戻ると、
ばつが悪そうな顔でユマが待っていた
泣きはらした顔を直視出来ずに、憂は下を向いてしまった
「……ごめんっ!!憂ちゃん!!」
先に口を開いたのはユマだった
「いぇっ………!!」
ユマのあまりにも大きな声に驚いて憂が顔を上げた
「ほんっとゴメン!!
あたし………やつあたりだよね……本当ダメだ!!」
ユマの態度に憂が戸惑っていると
「……ま、もういいんじゃない?
この話は終わろうよ。」
翔太はそういうと、席について作業をはじめた
「……あの……」
「そうよね!!
今日もまだまだ仕事あるし!」
そう行って笑顔になったユマを見て
「………はい……」
憂も安心してにっこりと笑顔を返した
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