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「憂ちゃん、ちょっと買い出し行くからついてきて」
翔太がデスクで作業をしている憂に声をかけた
「はぁぃ!」
憂は作業を止めると、隣で黙々と資料をまともているユマを見た
「ユマさん、何かいるものありますか?」
憂のその問いかけに
「えっと……じゃあ、━━━」
季節は春を迎え、
肌寒さがまだあるが、
春の香りで気分が高揚する
憂は無事大学に合格
大学に通いながら憂は可南子の事務所のアルバイトを続けていた
今は少しでもファッション業界から離れずにいたいという思いがあった
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