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「ユマさん…仕事早いですね……」
憂はたじろいながらユマを見つめた
まだコレクションが終了して三日目だからだ
「やだ…全然だよ。すぐにセミナーがあるから、早くまとめないと間に合わないもん」
パタパタと走りながら、ユマがあっちこっちへ資料をまとめてゆく作業をこなす
……凄いなぁ…
ユマが仕事が出来るのは今に知った事ではないが、
こうして改めて見ると、可南子が手放さないのは良く理解できる
「憂ちゃん来てたんだ」
ボケッとユマを眺めていると、隣の部屋から顔を覗かせ、翔太が声をかけてきた
「あ、翔太さん!お疲れ様でした!」
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