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「いやっ…全然!
こちらこそすいません……」
「ううん、私こそっ
憂ちゃん色々大変なのに…
素直に応援できなくってごめんね…」
ユマのその言葉に、複雑な気持になった
「そんな…ユマさん、頑張って下さい!
でも今回で私も自分自身のために勉強できたんで…!
私がショウに立つ時、ユマさん来て下さいねっ…なんちゃって…」
「え……?」
キョトンとした顔でユマが憂を見た
「私…やっぱりモデルを目指すなら、世界のステージを目指そうと思ったんです!」
勢いよく興奮する憂を見て、
「プッ……」
翔太が背後で笑いを堪えきれずに震えながら笑い出した
「えっ!?」
翔太につられてユマも笑いはじめた
「えっ!?何か変ですか!?」
オロオロしながら憂が焦っていると、笑いを押さえながら翔太が
「憂ちゃん見てると、本当つくづくまっすぐだなっ…って思うよ」
「ほんと」
つづけてユマも相槌をうつ
「ええっ!?」
何のことかわからずに憂がたじろっていると
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