続・僕私 第42話

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指が震える

携帯をにぎりしめたまま、数時間がたっていた

自宅の部屋のベッドの上で
寝転んだり
起き上がったり

いったり来たりしながら
亮に切り出す言葉を考えていた

やっぱりやめよっかな…

と思ってみては
晶の顔が浮かび上がり、

また携帯をにぎりしめる

その繰り返しだ

いい加減頭が痛くなって来た