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あまりにも大きくなりすぎた高橋グループの軌跡は 表向きの企業としての顔と 裏の顔を背中あわせにしてきた そしていつの間にか、裏の世界での付き合いが肥大し過ぎて、 手一杯になった兄貴はそちら側の仕事を優先せざるをえなくなった 家族や社員 その全てを守る為に下した判断は、 おれの想像をはるかに越える決断だったのかもしれない
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