8/32
前へ
/32ページ
次へ
言葉に出来ない思いで、大きくため息をつくと、目の前にあった大きなソファに勢いよく座り込んだ 「何よっ!晶のバカッ」 ふて腐れるようにソファに寝転ぶと、天井を見上げ、ぼんやりとそのまま天井を見つめた 一気に力が抜けたが、 色んな不安が拭い去れなくて頭の中では色々な葛藤でいっぱいだった 仕事の事 大学の事 未来の事 亮の事 全部不安で、今こんな理解出来ない状況にあるにもかかわらず、考える事が全て不安定過ぎて 精神がおかしくなっているのかもしれない そんな事を考えながら、瞳を閉じた
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

738人が本棚に入れています
本棚に追加