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走馬灯の様に、慎一との出会いから
初めてのデート
初めて結ばれた夜
愛して、愛しすぎて
周防に向けられた嫉妬心や、孤独感
楽しかった日々や、幸せを沢山感じた想いが身体中に満ち溢れ出る
そして、目の前にいる、かつて愛した男への罪悪感が
全て涙と一緒に溢れ出す
「ど、どうしたんだよっ…!!?」
可南子の異変に、動揺し慎一が席を立った
唇が震え、言葉を発そうとしても、出てきそうにない
優しい慎一の態度に、更に涙が止まらない
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