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繭莉がニューヨークに居候して、四日が過ぎた
すっかり憂に魅了されたのか、繭莉は憂にベッタリで、
徳治郎とも毎晩三人でディナーと
学校以外の時間、全てを二人と一緒にしていた
憂のいない間、二人でいたのか、繭莉と徳治郎が異様な程に意気投合していて、憂も圧倒されていた
「憂ちゃん、憂ちゃん、今日は何処いく?」
ほとんど遊びの事しか考えていないような気さえする繭莉に、
「う~ん」
なかなかテンションが合わせられなくて、困り果て苦笑いした
繭莉はいつの間にか、憂さんから、憂ちゃん、と呼び方も変わっていた
「徳ちゃん、今日は用があるって言ってたし、憂ちゃん学校お休みでしょ?
お買い物、いこっ!」
「そうだ、ねぇ…」
久しぶりに、ショッピングも……いいかも……
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