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「なんっ…………!?」 マンションのまえで、悲惨に巻き散らばった化粧品や小物を目にして、亮が血相を変えた 鞄もなく、中身もほとんどないが、その形跡に、嫌な予感がしてならない こんな住宅街の道端に、何故こんなものが散らばっているのか その時、携帯が鳴り響いた 「………もしもっ………」 「……………!!!」 意外な電話相手に、思わず言葉が詰まった 「……なっ…………なんでっ………!?」 相手の言葉に、 「わ、わかった!!!今すぐ向かうから!!」 そう言うと、慌てて電話を切って車に乗り込んだ
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