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朝日が眩しくリビングに差し込み、オレンジ色のカーテンにより、エクリュ色の部屋が暖かな色に包まれる
ゆっくりとした時間が流れ、まるで何事もなかったかのような日常の全てに、夢心地のように憂は紅茶をカップに注いだ
ウッドテーブルに用意された朝食の横には、朝早くから仕事に出かけた優香里からのメモがある
ぼんやりとメモを眺めて、小さく息を漏らした
日本に
帰らなければいけない
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