日常→事件

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「道に迷ってた女の子に道を教えてました!」 「誰もそんなこと聞いてない。遅刻は遅刻だ。例外はない。さっさと席に着け」 女子からの「なんで森野君を遅刻扱いにするの?」みたいな視線を先生に向ける。 逆に男子が流石先生!みたいな視線を向ける。 先生も大変だな。 そして森野がこっちに向かってくる。 今空いてるのは俺の前の席だけ。つまり、森野の席は俺の前なのだ。 先生は森野が席に着いたのを確認して話を始める。 「今日の連絡事項は2つだ。1つ目は、1週間後に控えた学校交流会についてだ。知ってるかもしれないが、この学校では1~3年まで全員が交流を持てる交流会を学期に一度は行う。まあただの交流会だ。それについては今からプリントを配布するから読んでおくよーに」 先生がプリントを配り始める。 なかなか面白そうな企画だよな。 え~と、今年は「皆で遊ぼう」をモットーに行います………と。 まあ、面白ければなんでも良いけど。 「2つ目は最近の連続強盗殺人事件についてだ。」 クラスがざわつき始める。
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