序章~未来への期待~

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「あぁ分かったよ中島。今行くから先に行っててくれないか?」 「あぁ分かったぜ。んじゃあ先に行ってるからな。遅れるなよ?」 彼の名前は中島 雅彦(なかじま まさひこ)幼稚園の頃からの唯一の親友だ。 彼はお調子者でクラスの中では浮きぎみだが、それでも俺の唯一の親友だ。どんな時でも俺の事に関しては親身になって相談を聞いてくれる根はいいやつだ。 ……あいつとももう少ししたらあまり会えなくなるのか…そう思うと寂しいな…と思いつつも俺は教室に向かった。
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