☆恐怖の制裁☆

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「千鶴君のことは、よく翔太郎から聞いてるよ!すっごい強いって言ってた」 確か、フェニックスっていう族だっけか? まだやったことない族だなぁ 「亮太君もフェニックスに入ってるの?」 「ああ、そうだよ。ここに来たときくらいか?」 そういうことは、フェニックスは大分強くなっている 嫌だなぁー... ...って、あれ?側近二人ともフェニックスってことは 「まあ、大体察しはついたろ。D組の頭はフェニックスの総長だ」 やっぱり... ...。なんとかなるか 「会う」 しっかりと言った すると、二人はニヤァッと笑った 「大丈夫だな」 「だから連れて来たんだろ?」 二人の会話は意味がよく分からなかったけれど、合格なのだろう D組のリーダー、フェニックスの総長に会う 多分、俺は会ったことがない 正直フェニックス自体あまり知らないのだが... でも、総長や千鶴君の話しはよく噂になっていた 京都にいたときも翔太郎からよく話しを聞いていたし... どんな人なのだろう どんな性格で、これからどう接していけば良いのだろう 生徒としても、族としても、フェニックスを敵に回すのかどうか silverに迷惑かからないか 全部、確かめよう 「じゃ、開けるな?」 亮太君が合図をしてきた 今、扉が開く
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