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その日は、ずっと空達といた。
役職を知らなくて、教えてもらったけど、想像通りだった。
空が生徒会長。海が副会長、太陽が会計で、大河が書記。
星と月は庶務らしい。
やっぱり空が生徒会長かー。
まあ、そんな気がしてたからね。
そんな感じでのんびり過ごして、夜は早速silverの処へ行った。
普通外出は禁止されているのだが、空達がいつも抜け出す場所を教えてもらったのだ。
翔太郎に連絡して、みんなを集めてもらう。
俺が着いたときには、もう全員集まっていて、俺が顔を見せるとみんなが俺に突進してきた。
「「「「「ぞうぢょー!お帰りなさいーーー!!!!!」」」」」
「うわっ!?み、みんな重い!しかも泣いてる!?」
俺がこういうと、みんなが口々にいってくる。
「当たり前です!俺らちょー寂しかったんですからぁ!」
「4年も総長に会えないなんて辛かったんですよぉ!」
「戻ってきてくれて良かったぁ」
俺を待っていてくれた。喜んでくれた。全てが嬉しくて仕方がない。
「みんな、ありがとう。...ただいま」
「「「「「「お帰りなさい!!総長っ!!!!」」」」」」
夜中まで俺達は騒いだ。
翔太郎にキレられるまで騒いだ。
また、俺の楽しい生活が始まろうとしていた。
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