☆蘭神学園はホモの集まり!?☆

5/16
567人が本棚に入れています
本棚に追加
/110ページ
「え、あ、あの、怜さんは...?」 「ん?」 「怜さんは、怜さんも、ホ、ホモなんですか??」 例え怜さんがホモでも俺は怜さんが好きだし尊敬し続ける! と、決意し質問をしてみた。 すると、怜さんは少し驚いた顔をした(実はレア顔)後いきなり笑いだした。 「ふっ、ははっあはは!そうきたか...ふふっ。僕は違うよ」 「違うんですか?」 「うん。なに?ホモの方が良かったの?」 怜さんの言葉に勢いよく首を振った。決意はしたけどできればホモじゃない方が良かった。 「よし!じゃ、ここが君の教室だよ。僕は先に入るから、呼んだら入ってきてね」 「はい!」 俺は元気良く返事をすると、怜さんに一撫でされた。 怜さんが総長だったときを思い出して、少し照れくさい。 とりあえず、怜さんはホモじゃない。空達はどうなんだろう。 空達も、できればホモじゃない方が良いけど。 っていうより空達が好かれそうだなー...。 なんて考えていると、怜さんが俺を呼んだ。 俺の、新しいクラスメート。俺の、新しい居場所。 2ーAは、どんなクラスだろう。 担任を知るときと同じように、期待で満ち溢れている。 ガララッ 俺は、教室の扉を開けた。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!