6人が本棚に入れています
本棚に追加
一樹「うん…まぁどうせ入りたい部活も無いし、一緒のとこでいいなら其処で。」
尊「ん。まぁ俺も勧誘来たトコ入っただけだけどな」
一樹「何部?」
尊「陸上」
一樹「陸上…かぁ。練習ついてく自信ねーんだけど」
尊「最初のうちなんか皆そんなもんだろ」
一樹「そっか、そうだよな。」
尊「ん。」
一樹「…つか何で俺だけ?どうせなら長谷も一緒に誘えば良かったのに」
尊「アイツと仲良くする気はねーんだけど」
一樹「あ…そう…。」
尊「それに決めてたの知ってたし」
一樹「ふーん……え?」
尊「何処にするかとか、入学式の後話してたから」
一樹「…え、そうなの?」
尊「知らないのか…。入学式の日、初っ端から真っ先に話しかけてきやがったんだよアイツ。」
一樹「だから初日っから二人喋ってたのか…」
尊「そ。んで、お前が乱入してきただけ。」
一樹「え、何かすげー邪魔者?」
尊「寧ろ制御装置が出来て有難い」
一樹「あぁそう…でもそれって普通に仲いいんじゃ…?」
尊「別にしたくてしてる訳じゃねーよ」
一樹「…お前長谷の事嫌い?」
尊「別に…何で?」
一樹「すげー態度冷たいな、と。」
尊「…別に、普通だ、普通」
一樹「何なの今の間」
最初のコメントを投稿しよう!