0人が本棚に入れています
本棚に追加
日向『だから知っているなら何か話して欲しい。』
玲奈『知ってる事はただ一つだけ。「私はそいつが嫌い。」ただそれだけよ。』
日向『手荒な真似はしたくないんだ。』
玲奈の発言に被せるようにして日向は言った。
それと、ようやく敵意が日向から感じられた。
玲奈『一般人を聖戦に巻き込むつもり?ふざけるのもいい加減にしてよ。』
日向『聖戦が行われている場所で平然と働いてるアンタが一般人だって?』
よろしくない雰囲気の中で着信音が鳴り響いた。
どうらや日向の携帯らしい。
日向『また来るよ、その時にアンタの機嫌が良ければ良いけど。』
日向は1枚の札を握って消えた。
どうやら用事は済んだらしい。
彼女は、いつもとは違う1日でいつもの倍疲れた気がした。
最初のコメントを投稿しよう!