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シンラ「じゃあまず神格化からだね。ほい」
シンラの指先から光が出てきて俺の心臓の位置に収まる。
ハクト「こういう力を与えるってのは激痛じゃねえの?」
シンラ「それって嫌がらせか悪戯か神が未熟な場合だよ。」
ハクト「へぇ、力ってどうやって使うんだ?」
シンラ「うぅん。こればっかりは感覚だからね。権能ごとに微妙に違うし。」
ハクト「ふーん。あ、できた。」
そう呟いたハクトの右手は鋼鉄に変わっていた。
シンラ「おお!良くできたね!」
ハクト「なんか変わったところを想像して力を籠めたら変わった。」
シンラ「ハクト君はコツを掴むのがなかなか早いね。ただこれから制御するのが難しいんだ」
ハクト「シンラのは何なんだ?」
シンラ「素敵なスルーを有難う。僕の権能は視界に入るか触れたものと無理矢理けして破れない契約を結ぶ。神器を使えばもっと理不尽で一方的な契約を結べるけど。」
ハクト「今一分かりにくい能力だな。」
シンラ「説明は苦手なんだ。他にも幾つも能力を持ってる神もいるし自分で能力を創って増やす神もいるしね。まあ僕の権能はそんな能力より圧倒的に強いけどね。まあ君とは相性が悪いけど。」
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