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薄暗い裏路地で白髪[はくはつ]に深紅の瞳をした男、夜桜白兎は100名ほどの不良に囲まれていた
ハクト「今日の財布が来たな。」
不良「うるさい!!誰がお前の財布だ!!その特徴、お前が『白夜の暴王』だな!部下の仇は取らさせてもらうぜ。お前ら数でおせ、相手がいくら化物でもこんだけ人数がいるなら殺れる!!囲んで数で攻めろ!!!!」
雑魚s「「「おう!!!!!」」」
ハクト「五月蝿いな。有象無象が粋がんなよ。」
ハクトはそばに有った標識を‘捻切った’
不良「「「「な!?」」」」
ハクト「一々喚くな。耳が穢れる。ナースのお姉さんと仲良くなれる(かもしれない)病院への片道切符やるんだから感謝しろよ。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
10分後
ハクトはダラダラと先程の場所から離れた道を歩いていた
ハクト「ツマンネ。何か面白いことねえかな?」
ヒュー
ハクト「ん?」
ドガン
ハクト「ってえな!鉄柱が落下してくるとかちゃんと管理してんのか?」
突っ込みどころはそこではないのだがこの男は気にしない
ハクト「ア゛ア゛ダリぃ!掠り傷できちまったじゃねえか!ったくここ数日運がワリィ。昨日も電車に轢かれたし一昨日もトラックに轢かれたし。めんどくせぇ。帰るか。」
しかしどうやらここ数日常人……というより生物なら死ぬような目に何度も会っているようで落下してきた鉄柱にぶち当たったことは忘れて帰ることを選んだようだ
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