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やっと我が家の春が来た…と母親は喜んでいる、でも根っからの酒好きで、他所の店に飲みに行ってしまう、その後は母親が店番をしている…後は結婚でもして、孫の顔でも見せてやれば安心する事だろう…手を出すな…ジャブは我が身の命取り…
【捕まって 縛られて 一人傷ついて 浮き草のように いつか馴染んだ思い川 帰りたいけど帰れない 馬鹿な女の吹き溜まり ああ 故郷へ今日も 汽車が出て行く………恋をして 騙されて そして捨てられて どうにでもなれと 酒に溺れた夜もある 悪い女になったのか 過去を振り向きゃ怖くなる ああ 故郷は青い海のある街………淋しくて 泣きたくて 細く身も痩せて それなのに今日も 七分三分の飯を食う 他人ばかりの寄せ場では 生きる支えはただひとつ ああ故郷へ帰る………夢があるから…】 終り…
次回 【吹き溜まりの群れ…第三弾…福島偏(B級再犯刑務所実録福島刑務所)】ご覧下さい。
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