第1話

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それから何日かすると、留置場(ブタ箱)から仙台市若林区古城にある仙台拘置所に移鑑された…初めて見る拘置所、初めて知る厳しい拘置所の規則に気の強い美佐登もビビってしまった…まず通称青バスから降りると、領置課に行って、私物と私物の衣類をカゴの中に入れる、素っ裸に成った所で、性器を開いて女性刑務官に見せる、続いて尻の穴の検査をされる、口の中、耳の穴、穴って穴は全て検査をされ、刺青が有るか無いか…身体に疵があるか無いか…尿検査、これは病気を持ってるかいないかの検査だ、なんて恥ずかしい…なんて酷い事をするのか…犯罪者だから当然だと言われれば仕方が無い事だが…身体検査をして、懲役服を渡され、それを着て番号を付けられて、決められた居房に放り込まれる、拘置所の中では作業はしないが、規則に従い裁判の日を待つのだった、ここでも運動時間はあるがタバコは吸えない、その変わり食べ物は色々と購入出来る仕組みに成っている、注文すればほとんどの物が買える、午後に成ると私服が検査を終えて、居房に入れられ、懲役 服を返納して私服に着替える、
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