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でも美佐登、紫渡美、芽紅美、麻由美、緋路実達との堅い絆は決して切れる事は無かった…久し振りに広小路で紫渡美と逢った…
「美佐登…最近後輩の緋路実と逢ってるか…」
「緋路実…そう言われて見たら、オイも最近あってねぇなぁ…」
「どうかしたのかな…」
「良い男でも出来て、何処かにトンズラかましたんじゃねぇの…紫渡美…」
「それなら良いんだけど、風の便りに聞いたんだけど、シャブでパクられたんじゃねぇかってさ…美佐登も気を付けた方が良いぞ…」
「うん、分かってるけど…紫渡美も気を付けなよ…」
「分かった…」
「紫渡美には可愛い子供が居るんだから…」
「そうだよな…俺も母親何だからな…」
「芽紅美は?」
「芽紅美は、美佐登と一緒で、相変わらず元気でお洒落と遊びに励んでるから…」
「芽紅美は、可愛い顔をしてるからな…」と美佐登と紫渡美は酒を飲みながら仲間達の話に花が咲いている…この愉快な仲間達は浜の女だけあって酒が強い、飲み出したらザルで夜明けまで飲み続ける…石巻の女は気が強いけど、心の優しい女達ばかりなのだ、働き者で男を大事にする女が多い、
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