第1話

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断ったら車から放り出され、真夜中の山道を灯りを頼りに、さまよい歩いた事もあった…酒を飲み過ぎて、路上に横たわり、車に轢き逃げされそうになった事もあった、殺しそうに成ったり、殺されそうに成ったり…まったく普通の生活が出来ない女達に成って行くのだった…これは美佐登も紫渡美も芽紅美、麻由美も同じような人生を歩んでいる…この間、この女達の前を何人の男達が通り過ぎて行った事やら…20才からは悪い男につかまり、この頃から覚醒剤にはまり込んで行く…24才を過ぎる頃には、俗に言うシャブ中と成って居た、こうなると夜の店も休みがちになり、シャブに溺れるようにその道を走り出した…何かを怖れるように、恐怖心にかられ、それを逃れたいが為に、シャブを射つ…仲間も自然とシャブ仲間に変わって行く、辞めよう、辞めようと思いつつも、物を見ると射ちたくなる…それが切れる頃には、又シャブが欲しくなる…欲しい、欲しいよ覚醒剤…この頃に成るとシャブが無ければ生きていけない女と成って居たとは言っても、月に切れる2、3度だけ だけど…男女問わず、仲間達は1人2人と警察に捕まり、
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