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それによって
主要各国のClarke軌道上には数年前からダウンサイジングした“Super Energy system “を搭載したQuantum Computerが徐々に打ち上げられ、その国の上空に何の疑念も無く浮かぶようになっていったのである。
そして人々は、環境破壊を救ってくれる、常に空に浮かぶこの衛星を、好意を持って
”Shining Candy”
と呼び、賞賛した。
<補足>
やがて初式の”Shining Candy”の問題点を解決すべく
競い合うように人間の想像力とAIの処理力がせめぎ合い、頂点での融合から導き出された宇宙エネルギーの共振システムの基礎の解明によって、新たに北極と南極には、この共振システムを取り入れた衛星が打ち上げられ、北極の衛星を“Aegir Candy” 南極の衛星を”Ran Candy” と名づけられ,全世界へのエネルギー供給システムが構築されていく。
<追記>
ただし、この
宇宙エネルギーの共振システムの基礎の解明は次世界に大きな影響を与える。このシステムは宇宙空間に突き詰められているエネルギーバランス(Yggdrasil ユグドラシル)を見つけ出すが、それに介入することで時間軸が変化することがわかってくる。
これまでまことしやかに語られてきた、科学ミステリーなどもこれの解明によって事後肯定されていくのだが・・・
ただしこの物語はけして娯楽ストーリーとはいかない
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