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~夢主said~
チェシャ「オイ、ココはドコだ? オマエ、ダレだ!」
どうも、俺瑞希って言うんだ
なんか知んないけど今、
拾った猫モドキに爪たてられてる
そもそも
なんでこうなったかっていうと...
(回想)
瑞希「フッフフ~ン♪」
夜、俺は本屋で働いている
俺はさっきまで買いたい本が買えて
とても上機嫌だった
瑞希「(家に帰ったらさっそく読もう!
楽しみだな~♪)」
そう思いながらも、俺は
〔夜は化け物が出るから危ない〕と、
よく知り合いに言われているのも
覚えていたので、
((さっさと家に帰ろう))と
俺は足早に帰り道を歩いていた
その時、
―ドサッ!―
瑞希「...? なんだ、今の音..」
俺は何かが落ちたようなその音に
導かれるように歩いた
そして...
―黒猫擬人化モドキを、見つけたんだ―
(回想終了)
見つけた時はこいつ気絶してたし
揺らしても全く起きないしで、
本が入った袋持ちながら
コイツ(黒猫擬人化モドキ)運ぶの大変だった
とまぁ、こんな感じ
で、今そこまでして頑張って
運んだ相手に爪たてられてる
...まぁ、そうなるだろうとは
思ったけど、めんどくさいなぁ
でも、拾ってきた責任はとんなきゃな
瑞希「とりあえず、話すから
爪なおしてくんない?」
―これが、滑稽な御伽噺に埋もれる
それでも確かにあった物語の
最初の出逢いだった―
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