第1話

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-僕らは出逢うはずのない時の中で 誰かの作った 滑稽な御伽噺に埋もれながらも、 確かに、出逢っていた― .。o○ ○o。..。o○ ○o。..。o○ 『..ぃ、...じょ..ぶ....?』 「(....コエが、キこえる)」 『..い..、....き..ろ』 「(ダレだ?..しらないニオイだ...)」 『..ぁ.、...い..ょ...か...?』 「(まぁ...いい..もう、チェシャは...)」 『....そろそろ起きねぇと 熱いミルクぶっかけるぞアァン?』 「っ!?〔バッ〕《起き上がり》」 『ほっ...起きたか..』 「(コイツ..ダレだ? なんでチェシャはココにいる?)」 安心したように息を吐く女 首を傾け、キョロキョロと辺りを見回す そんなチェシャを女は 落ち着くまで見ていた ...少しして落ち着いたチェシャ そうなると 警戒心が湧いてくるわけで.... 「オマエ、ナンだ? ココはドコだ?」 鋭い爪を女の首元に当てれば、 いつでも裂けるように構えるチェシャ 『....まぁ、落ち着けばこうなるわな、 そりゃあ...』 首元に当てられても全く動じない女 この女は..? Let's go!!→
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