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青空の雲の下、都会の街は朝から自動車が走り学生やサラリーマンが歩く。
女子校生の多い道通りを携帯の地図機能を頼りにある場所に向かう男子校生。
この街では見かけない制服で視線が集まり女子高生からはよく見られる。
制服が気になるからではない、着ている本人がカッコイイという理由だ。
しかし本人はそんな周りの視線を気にしている余裕はなくキョロキョロ見渡しながら歩く。
「……次は右に曲がって…次が左で…」
ビルの多い街は迷うから苦手だなぁ…
呟きながら目的地の場所へと向かっている。
ナビの指示通りに歩いていると大きな学校が見えて口元が緩む。
「あそこか…まだちょっと道が複雑だけどもう行けるかな」
携帯をズボンのポケットにしまい歩きだした。
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