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俺は高校一年生になった寄本瑞貴(よりもとみずき)だ。
身長175㎝
好きなことはバスケ
部活は帰宅部(予定)
彼女なし
高校に入ったら彼女を作って青春を謳歌するのが目標
とか思ってたら、早速入学式から遅刻の危機です…
「あーもー、母さんなんで壊れた時計なんか置いとくんだよ!」
こんなこと思いながら、電車に駆け込む。
この電車ならギリギリ間に合うだろう。
ひと安心してると、隣のおっさんの動きが怪しすぎる
もしやと思ったら、案の定痴漢…
「おい、おっさん!いい年して何やってんだよ!」
おっさんの手を掴む。
「な、何するんだ!君は!」
いやいや、何するんだじゃねーよ…
「とりあえず、次の駅で降りろよ」
ギャーギャーと喚いてるおっさんを無視して被害者の女の子に話しかける
「大丈夫?」
振り返った女の子を見て俺は顔を赤くする。
涙の女の子はめっちゃ可愛かった。小さな背、大きな二重の目、少しクセのある茶髪の長い髪…
…ドストライク‼
一目でそう思った俺は女の子に見とれていた。
「…の、あの!」
「は、はい!!」
「助けてくれてありがとうございます。」
やべぇ、笑顔も可愛い…
今、絶対顔赤い…
「いえ、そんな、全然!」
何が言いたいのか全然わかんね…ダメダメじゃん…テンパりすぎ
とか、やってるうちにおっさんは逃げた。
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