いざ家出作戦

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雪「ホント、この家とおさらばできる日がきたとは・・嫌でも入りますか」 がらっ しーん 雪「良かった、まだ家に帰っていない・・・ほんと良かった」 ぎしっ!ぎしっ! 雪「階段壊れないでね・・」 きいー←部屋のドアを開ける音 そこに広がる光景は、ひどかった 雪「・・・・はぁ」 あたり一面に散らばった、本、ぬいぐるみ、破れている、予備の制服、かろうじて、机の上にあったものは無事だった・・・ 雪「出て行く準備をしよう・・」 ぼふっ! ぴらっ! 雪「ん?なにこれ写真」 そこに写っていたのは、自分と産みの親だった・・ 雪「・・・こんな笑顔だってなにもかも偽りだった・・・もって行くもの意外に多い気がするがもう行こう、えるの家は遠いから・・さよなら、偽りの家族」 小春は家を後にした 雪「せっかくだから、自転車で行こう、たぶん無傷のはず!」 たったったった 雪「ふーやはり無傷だった、ついでに空気入れでも持っていこう、自転車を使うのわたしだけだし」 がっしゃん! 雪「もう行こう、じきに日が暮れる」 そういって、自転車をこいだ・・・
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