Childhoot friend development 1

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「はぁ……」 「どうしたレン?今回の数学。点数悪かったとか?」 「ミクオ……お前こそ悪かったんじゃねえのかよ。『親父に殺される!』とか言ってたじゃねえか。」 「あぁ。20点も落ちて78点。80点切っちまった。」 「それで殺されるってどんなだ。別にテストのことじゃないしな。はぁ…」 「さらっとテストから逃れるな。俺は点数いったぞ。」 「あぁ、テスト?0点。名前書き忘れた。はぁ…」 「名前とか…くく。やっぱテストじゃねえか!」 「うるせえ!実際90超えだから良いんだよ!!はぁ…」 「っと溜め息のたびにチラチラ見ているものか?」 「はぁ!?リンをもの扱いすんな!」 「リンちゃんなんて言ってねえよ。お前分かりやすすぎ。」 「うるせえな。お前だってよく初音のこと見てるくせによく言うな。」 「付き合ってんだから良いだろ。だいたいみんなどうして視線を外せるんだ?」 「あーはいはいそうですか。」 ノロケは良い! 「ったく。彼女持ちに俺の気持ちがわかるか!」 「それがわかるんだよなぁ~。なぜなら!俺もそうだったからだ!ズバッ!」 ズバッ!じゃねえよ! 「言い方変えよう。成功した奴に俺の気持ちがわかるか。」 「別にお前失敗してねえじゃん。お前とリンちゃんって幼馴染なんだろ?赤の他人だった俺らより圧倒的にやりやすいと思うんだけど?」 「そうでもないんだよ。ってリンは!?」 リンは!?さっきまで教壇前で話してたじゃん! 「レ~~~ン!」 「ぐわっ!」 いきなり後ろから抱きつかれた。リンだな… ってマズい!なんか柔らかいものが! 「ちょ!リン!離せって!それといきなり飛びつくな!」 「む~」 俺が叫ぶとリンは不満げに離れた。はぁ…リンの体、柔らかかった……て!何考えてんだ俺! 「おやおや~?レン君?お顔が真っ赤だよ~?どうしたのかなぁ~?」 ニヤニヤしながらミクオが言ってくる。正直、かなりうざい。 「べ、別に!」 「本当だ!レン。顔真っ赤だよ?大丈夫?」 リンが上目遣いで顔を覗いてくる。 リンさん。やめて下さい。色々とマズいです。 「ちょっと熱っぽいんだ!保険室行ってくる!」 俺は全速力で保険室に向かった。 「クオ君。レンに何かあったの?レン大丈夫かな?」 「大丈夫だろ。体調的には。そんなに愛しのレン君が心配かな?」 「な!?別に!そんな!い、愛しって訳じゃ!」 (はぁ…早くくっつけよ。まあ面白いから良いんだけど♪)
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