4人が本棚に入れています
本棚に追加
「レン大丈夫かなぁ……」
もうお昼だ。あれから2時間もたってる。
「はぁふぃかぁにふぉふぇな(確かに遅えな)」
「クオぉ、食べながら喋らないでね?」
「ん。ごめん。ミクの弁当が美味いから………にしても遅えな、レン。飯食い終わったら見に行ってみるか?」
はぁ……仕方ないなぁ。昔っから保健室だよりなんだよね。レンは……
「全く、しょうがないなぁ……」
「リンちゃん。もうちょっと素直になったら?」
「ふぇ!?な、なんで?」
「何?リンちゃん1人でレンの見舞い行きたいの?」
「え!?ちょ!なんでってば!」
いきなり何を言い出すんだこの2人は………
「え~?だって、ねぇ?」
「ねぇ~。」
「もう!訳わかんない!」
もう!ミクちゃんもクオ君も酷いよ!わかってるくせに!
「じゃあリンちゃん!頑張って!」
「頑張ってね~」
「あ!?ちょっと!」
いつの間にか食べ終わっていた2人がそう言い残して行ってしまった……
「はぁ~~~」
私は今日一番の溜息をついて保健室に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!