前編:クシュル、探検する😓

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「クシュル様!?良かった」 声の方を振り向いてみると、アウラとエモンがいた。アウラは半べそをかいている。 「何が良かっただ。こっちは……」 「はあ……」 「いや、何でもない。それより帰るぞ」 「ええ、そうしましょう。何も出なくて良かったですね」 「うむ……」 「王子……何か様子がおかしいですよ?」 「何でもない。さあ帰ろう」 こうして三人の「冒険」はひとまず幕を終えたのである。
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