別れは唐突に

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すると透哉は泣きそうになっていた顔から、ホッとした顔になり、私を抱きしめた。 「本当にごめん。でも春ならそういって、くれると思ってた」 そういって透哉は私に、きっとこれが最後になるであろうキスをおとした。 「やっぱ春といると安心する。大好きだよ春」
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