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「便利な力でござるな。錬金術師としての査定は終了するでござるよ。
当然本物と報告するでござる。」
ふっ、賄賂成功。
「この後はどうする?飯でも食ってくか?」
時計を見たらそろそろ夕方だ。
「ありがたいお誘いでござるが、簡易転移魔方陣を使って今日中に帰って報告するでござる。」
そういうと緋野は懐から魔方陣の書かれた一枚の紙を取り出した。
魔力を流せば設定された転移先に一瞬で移動できる優れものだ。
「そうか、よかったらまた来てくれ、緋野さんとは仲良くできそうな気がする。」
だって逆刃(ry
「ありがたいでござる。それから拙者のことは刀維でいいでござるよ。」
「なら俺もマサでいいぞ。」
とテンプレ的な友情を簡単に育んだ後、刀維は転移で帰っていった。
【ランク10撃退を確認しました】
【新たな称号を手に入れました】
ありがとう、刀維。
予想通り大きい置き土産だ。
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