3618人が本棚に入れています
本棚に追加
「わかりました。街までは警備兵がいる街までは少々遠いので村長に必ず報告いたします。」
放置していた俺が全面的に悪い。他者への精神衛生上もよろしくないだろう。
あれで懲りてくれてたのでそのままにしていた俺が悪い。
認めるさ。全面敗訴だ。
「また客からの店員さんへの触るなどの行為(まぁセクハラだ)に関しては、外に裸で埋めるのは禁止されました。ですが普通に追い出す程度のことは構わないとのことです。」
これも全面的に認めよう。悔しいが…かわいい妹的存在でもあったメルフィへの過保護がかなり大きいのは分かってるから。
結果…全面的に俺が悪い。
心理戦どころの話じゃなかった。反論することは出来ても結果は変わらない。
まぁ国が決めてきたことのようだしここは素直に従うしかないだろう。
下手に悪い印象を持たれるのも困るしな。
「全て了承しました。また、店の分かりやすい位置に注意として掲示いたします。」
「そうですね。まぁ店員さんが余りにも美しいので少々のことは目を瞑っていただいたほうがよろしいかと思います。」
な ん だ と !
目を瞑る気はない!がここで対立するのもよくないだろう。
この場は素直に従っておこう。
「承知しました。少々のことは目を瞑りましょう。」
少々を強調しておいた。
「さて…」
さてここからが問題だ。
相手の出方にもよるがどう切り抜けるか。
最初のコメントを投稿しよう!