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もう完全にばれている以上足掻きようもない。
諦めて錬金術を披露するか。
「ここだと設備なども見せることが出来ないし、錬金部屋まで案内しよう。」
「頼むでござるよ。」
応接室から出て店に戻りメルフィに声をかけた後、階段を降りて錬金部屋に向かった。
「あぁ、このあたりの花には状態異常を引き起こす物ばかりなので近付かないようにして。」
階段を降りて渦巻状の洞窟部分で咲いている花をキョロキョロ見回す緋野に声をかけた。
「むむ、そうでござるか。このような花は見かけたことが無かったゆえ珍しさで近付くところでござったよ。
かたじけないでござるよ。」
「いや、下手にこのダンジョンに悪い印象を持たれても困るしな。」
そして錬金部屋の扉の前についた。
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