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「あー、先に言っておく…
研究もしながらだからかなり散らかっているぞ。
ゴミ屋敷と言われても言い返せないからそのつもりで。」
実際かなり散らかっている。
ゴミ屋敷は言いすぎだろうが。
「少々のことには驚かないでござるよ。
早く見せて欲しいでござる。」
緋野の目は楽しみなのだろうか少し輝いて見える。
扉を開け中に入りまずは設備の説明を始める。
説明シーンは要らないだろうし要点だけ纏めよう。
魔方陣を描く為の土間
机の上には試験管などの器具やメモや本、少量の錬金材料
本棚には植物や装備類など錬金に関するあらゆる本
部屋の奥には大きな釜
(釜は中級錬金ができるようになって必要になったのでDPで作成)
緋野は書類に目を落としながら確認していく。
前の錬金術師がどんなことを教えてたか分からないし、緋野の反応も余り無いのでどう評価されているのかとても気になるところだ。
「とりあえずだ、設備としては今のところこれだけだ。
次は材料の説明をしよう。」
「頼むでござるよ。」
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