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最後は本物か偽者かを見極めるための錬金術の披露だ。
「ところで緋野さん、その刀ですが何か特別な物ですか?」
錬金部屋に戻り緋野に尋ねる。
「一本は魔法も切れる聖刀でござるが、もう一本は業物ではござるが普通の刀でござるよ。」
疑問を浮かべながらも答えてくれた。
ならば…緋野用に魔法刀でも造ろうか。
「ではせっかく来てもらったし一刀魔法を付与した刀を造り、緋野さんにそれを贈ろう。切れ味などに不満があれば倉庫にでも放り込んで置いてください。」
「むむ、それは嬉しいでござるが錬金術とはそのようなこともできるでござるか。」
「少し時間がかかりますがお待ちください。」
とコアから高級緑茶と刀に必要な鉱石を召喚した。
白銀と鋼を召喚し、数種類の植物を用意した。
緋野に椅子で座って待ってもらいお茶を渡した後イメージを固める作業に集中した。
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