第3話

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「瀬川が総務委員だー。」 「瀬川、よろしくー ってかちゃんとこなせんのか?」 クラスの男子が叫ぶ。 「うるっさいなぁ!ちゃんとやってみせるわ!」 あたしも負けじと叫んだ。 あとに後悔したが。 「おー、瀬川、随分とやる気だなぁ。 オリエンテーションは基本総務委員でやっていくから大変だぞ。 ファイトー。」 な、波沢…。 ……ほんっとに。 「はいはいはい!分かりましたよーだ!」 ふぅー、ここまでいったら意地でも何とかする! 「こまちゃん、総務委員頑張ってね!手伝えることがあったら手伝うから!」 優が声をかける。 「あんがと!頑張るわ。優は何委員だったの?」 優は委員会の書かれた紙を開き、ニコッとした笑顔でこう言った。 「体育委員」
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