第4話

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どうしよう。 何見てんだ!って怒鳴られないかな? そんなことを考えてる間にも先輩はドアに近づいていく。 ちょっ、ちょっと待って! まだ心の準備がぁ… ガチャ。 あ、開いちゃった。 怒鳴られるっ!と思い、つい体が縮こまる私。 先輩はそんな様子を見てクスッと笑い、 「なーに、突っ立ってんの?ほら入って。」 と言った。 あれ?怒られなかった。 逆に笑われちゃいましたが。 まだ信じられず廊下に突っ立っていると「はやくー。」と声がした。 「は、はい!失礼します。」
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