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あ!そうだ、思い出した!
お礼。
「あ、あの先輩。朝はありがとうございました。」
「遅刻にはならなかった?」
「はい、おかげさまで!」
「よかった。」
この調子でずっと先輩と話していた。
先輩の名前は高野 隼人(たかの はやと)。
音楽科に入るためにこの学校に来たらしい。今は高校2年生。
部活には何も入っておらず、先輩の独学でヴァイオリンを練習してるらしい。
この教室も先輩が借りて放課後毎日、自主練をしているそうです。
と、まぁ、話し込んでいると
携帯が鳴りました。
こまちゃんからだ。
『終わった!教室で待ってる
カバンおきっぱは危険だぞ!』
あぁ、忘れてた!
すぐさま返信。
『ごめんなさい…
これからは持ってくようにするね!今から教室に向かう!』
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