アルコール

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物置となった部屋、 テーブルの上には空き瓶と伏せた写真立て。 孤独に耐えきれず冷蔵庫に向かいボトルを握る。 ソファに座り栓を開ける。 薄明かりを反射して視界に入り込む液体は、 眺めるだけで孤独を忘れさせ、 口に含むと時間と共に思考と記憶を歪ませてくれた。
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