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次の授業の準備をしようと思ったが次の授業がわからずにいると、
「次の授業は世界史だぞ」
隣の席の男子にそう言われた。
「ありがとう。まだこの学校のこととかわかんなくて助かるよ」
「まぁ転校したばかりだから仕方ないって、あっ、俺の名前は結城士道(ゆうきしどう)だ、よろしく士道って呼んでくれ」
「俺はさっき名乗ったけど八神和人よろしく。和人って呼んでくれ」
そこで士道の後ろあたらから女の子が出てきた。
「あっ、しーちゃんもう八神君と仲良くしてる。ずるい」
どこがどうずるいのかよくわからないが、女の子が士道と仲がいいのはわかった。
「あっ悪い和人こいつ俺の幼馴染で志崎唯って言うんだ騒がしいやつだけど仲良くしてやってくれ」
「どうも!志崎唯です!呼び方はよそよそしくなきゃ何でもいいよあだ名でも名前でもどんとこい!」
「じゃ唯って呼ばせてもらうよ俺は八神和人だ。和人って呼んでくれ」
「よろしく和人君、てかさしーちゃん私そんなに騒がしくないぞ!」
「いや充分うるせーよつかしーちゃんはやめろ!恥ずかしい」
「えーいいじゃん私としーちゃんの仲かじゃない」
「ただの幼馴染だろうが」
この二人といるととても賑やかだな多分クラスの中心的な人だろう。それにしても絵になるな。
二人を見るいると夫婦漫才してるように見えてくる。
二人とも美形だしきっとモテるんだろうな。
「あっ、そうだ」
そんな事を考えていると急に唯が言った。
「和人君に私の親友紹介するよ。とっても美人だから惚れないように注意してね!じゃちょっと呼んでくる」
「ああよろしく頼むよ」
そう言うと唯はとごかに飛んで行った。
「おい和人、本当に美人だから注意した方がいいぞ」
「へー唯よりか?」
「はあ?あんなのまず美人でもなんでもないだろ?」
あれが美人に入らないならどれが美人に入るのだろう?
「まぁ期待して待ってろよ」
そう言われてしばらく待つといやいやそうに唯につられてきた女の子がいた。
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