自分と似た目の転校生

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授業も終わり休み時間になり、唯がこちらに飛んできた。 「あー令ちゃん一人は寂しいよ。席替えしたいよー」 五月蝿いな仕方ない。 「はいはい寂しかったね」 と言いながら頭を撫でてやった。 「うわーい令ちゃんに頭なでなでしてもらった」 結局五月蝿いな。 「おい唯たかが席が遠いのなんて気にするなよ全く桐乃に迷惑かけんなよ」 「あー別にいいのよ士道君、唯の扱いはもう慣れたし頭なでれば少しは黙るし」 「えー何それまるで私がガキみたいじゃん」 「まぁこれからも唯の保護者よろしく桐乃」 「わかったわ士道君」 「あれ?スルー?スルーですかお二人さん」 しばらく唯をほっといて士道君と話してると、 「うわーん和人君二人がいじめるよースルー辛いよ」 と和人に助けを求めた 「よしよしいじけるなよ唯二人ともただ楽しんでやってるだけなんだから」 といって頭を撫でるさっき私が言ったことをやってるみたいだ。 つまり和人も心の中ではは五月蝿いとかめんどいなと思っているんだろう。 頭を撫でると唯は少し落ち着いた。 「ありがとう和人君君だけが私の味方だよ」 「いやいやそこの二人も味方だろ 」 「はぁ悪かったわよ唯」 「悪い悪い」 二人で謝り唯がやっと機嫌を直した。 すると唯が和人の方をみて少しニヤニヤしていた。 「ねー和人君?」 「んーなんだ唯」 「君女の子の扱いに慣れてるでしょ」 というと和人はちょっと驚いていた。 「いや何言ってんだ唯別に俺は女の子扱いなんて知らないぞ」 と反論していると、 「おい和人そうなのか?お前はまさかモテ男なのか?」 と士道がきいていた。
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