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連れて行かれたcafeはなんとマリのバイト先!
入るなりマリが私に気付いた。
「ママいらっしゃい!やっと来てくれたのね?」
「偶然だけどね…。」
「お連れの方はどなた!?」
「あぁ、この方はさくらのお友達のお友達の川崎さん!?」
「??…。始めまして、母がお世話になっています。私、娘のマリと言います。」
「こんばんは?川崎と言います。さくらさんと僕の友達と飲んでいたんだけれど、いい雰囲気だったので、僕たち遠慮して帰ってきたんです。少しお母さんをお借りしても良いですか?」
「どうそゆっくりしていってください。」
しばらくすると、カウンターの中にいたマスターが私達のテーブルに現れた。
「兼久し振りだな?お連れの方はマリちゃんのお母さんをなんですって?いつも元気に働いてくれるので助かっています!」
「娘がお世話になっております。元気だけが取り柄なんですがご迷惑おかけしていませんか?」
「いいえ、明るくていい子なので、マリちゃんを目当てに来るお客さんもいるんですよ!」
「そうですか…。そう言っていただけると助かります。これからもよろしくお願いします。ところで、川崎さんとお知り合いなんですか?」
「えぇ、僕たち高校時代からの親友なんです。色々偶然ですね!!」
なんだ年下なんだ…。
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