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京都…有名な県である…金閣寺,銀閣寺等,歴史の足跡が残るこの場所に,神也は来ていた…
「気ままな全国横断!と来たら京都の歴史物見ても損わねーよな~」
「取り合えずホテル探して泊まるか…明日辺りに見学でもするか…」
ホテルを探しに辺りをうろついていると…。
ガタン!
人気の無い道で物音がした…。
「あんだ…?」
物音に不審を持った神也は確認しようとするが…。
「好い加減に暴れんじゃねー!」
男の怒鳴り声がする。
「や!やめ!」
「何やってんだテメェ!」
馬乗りになっていた男を女から引き離す…
「おい!大丈夫か?」
「なんだ?邪魔すんじゃねー!」
「あ…?抵抗できねぇー女を襲うなんざ男のやる事じゃねーよな…?」
「何正義のヒーロー気取って…」
言いかけたが,この時神也に対して不良は恐怖を感じた…敵わぬと…。
「どうした…?こねーのか?」
「ひ…な,なんだ…こいつ…やられる…」
「オラ!こねーのかぁ!?」
「う…うわぁ!」
神也が怒鳴り声を上げると不良はその場から走って逃げる。
「っち…小僧が…」
そう呟くと神也は女の子に手を差し出す。
「大丈夫か?」
「あ…はい…。」
神也が手を差し出すとその手を掴み起き上がる。
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